スポーツでは勝つことが全てではないとよく言われます。熱海少年野球クラブの指導では、指導者が勝ちたいではなく、子どもたちに勝たせてあげたいと、思うようにしています。

 本気で勝ちたいと思うから、1本のヒットを打つために何百本と素振りをしたり、何百本とノックを受けたりします。時には、つらく厳しい練習でも、本気で頑張っているからこそ、勝ったときの喜び、負けたときの悔しさがあり、そこに向かっていく努力、そして、その先の野球へと、意欲がつながっていくのではないでしょうか。

 今まで指導者がやってきた野球に、時代に合った指導を取り入れ、不易流行の志で中学、高校へとつなげていくこと。あいさつができる、感謝の気持ちを持てる、仲間と絆を深められる―。それらがしっかりとできる子どもたちを育て、人づくりもしながら、少年野球の指導に当たっています。