0219日曜健康便

 「酒は百薬の長」といわれます。飲酒することで気持ちを開放したり、食欲が増したり、血行が良くなるといった効用を実感されている方もいるでしょう。

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 その一方で「百薬の長とは言えど万の病は酒よりこそ起これ」という兼好法師の言葉にもあるように、WHO(世界保健機構)は「飲酒は60以上の病気を引き起こしている」と言っています。やはりお酒は、飲まないに越したことはないのでしょうか?

 ところが「全く飲まない人よりも、飲む人の方が死亡率が低い」という酒飲みが喜びたくなるようなデータがあります。しかしこれは全く飲んでいない人と比較して、適量を摂取している人の方が狭心症や心筋梗塞、脳梗塞などの発症リスクが下がるという話で、飲酒量が多くなると、再びリスクは高まります。たくさん飲んでも体に良いという訳ではありません。

 では、適量とはどのくらいでしょうか? 目安は、1日平均アルコール摂取量が20グラム前後といわれています。女性や高齢者は、もう少し少ない量が適量となります。

 お酒を飲む場合には、適量を守ることが健康の維持につながります。くれぐれも飲み過ぎに注意して、お酒を楽しんでください【県熱海健康福祉センター福祉課 市川のぞみ 電・0557(82)9121】