ロコモティブシンドローム

 ロコモティブシンドローム(運動器症候群、通称ロコモ)とは、運動器の障害のために移動機能の低下をきたして、介護が必要となる危険性の高い状態のことです。

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 表1で、一つでも当てはまる項目があった方は、ロコモの心配があります。ロコモは膝や腰の痛みを引き起こす要因にもなります。

 県の調査では、70歳以上では手足の関節や腰の痛みの自覚症状がある方が半数以上いました。痛みがあると姿勢不安定、転倒、歩行困難などにもつながります。ロコモを予防するには筋力、柔軟性、バランス感覚を高める運動が効果的です。

 静岡県は65歳以上を対象とした「シニア版ふじ33プログラム」を開発し普及しています。健康長寿の3要素として運動、食生活、社会参加の3分野について3人で3カ月取り組む生活習慣改善プログラムです。1人で実践すると挫折することもありますが、仲間がいると、励まし合いながら継続できます。社会参加や仲間づくりを通して健康づくりを始めてみませんか。

 歩くのが速い高齢者ほど、生活機能を維持しやすいことも知られています。いつまでも自分の足で歩き続けていくために、意識的に身体を動かすよう心掛け、ロコモを予防していきましょう。【県健康福祉部健康増進課技監・佐藤圭子 電055(973)7002】