「きみの行く道」を手にする稲葉さん

 私がお薦めする絵本は、ドクター・スースの「きみの行く道」です。「おめでとう。今日という日は、まったくきみのものです。きみのゆくての、あの大きな世界にむかっていざ、旅立ち!」。胸がワクワクするこの言葉から始まります。

 人生はいつも順風満帆とはいえない、だからといっていつまでも立ち止まってチャンスを待っているだけじゃつまらない。誰かに注目され褒められる。そんなことは少ないけれど、怖がらないで勇気を出して前に進んで行こうよと背中を押してくれるこの絵本を、新しい人生に旅立つすべての人たちに、ぜひ声を出して読んでいただきたいです。訳者の詩人・伊藤比呂美さんの選んだ弾む言葉にもきっと元気をもらえます。

 もう大きくなった私の息子たちにも「大丈夫、人生はいつでもどんな時でも君たちのもの」と、この絵本を贈ります。

 伊東市家庭教育アドバイザー 稲葉ひとみ

 【写説】「きみの行く道」を手にする稲葉さん