近持剛史さん

 東海大卒業後、東京での2年間の会社員生活を経て1991年、市役所に入った。課税課、スポーツ振興課、企画政策課、都市計画課などさまざまな部署を経験し、2014年から産業課長。土木道路課時代の04年、宇佐美地区で大きな被害を出した台風22号を経験した。「すぐに現場に駆け付けた。悲惨な光景は忘れられない。その日から泊まり込みで復旧作業に当たった」

 観光経済部長として、観光と地域づくりを同時に進めることに力を注ぎたいと考える。「誘客活動と並行して町づくりに取り組む。地域の魅力が増せば訪れる人も増えるはず。市内にはやる気のある個人、団体が多い。民間のパワーを最大限に活用し、連携して地域活性化を進めたい」

 小学校から野球に打ち込んだ。東海大第一高(現・東海大静岡翔洋高)では投手として活躍。3年生の全国高校野球選手権静岡大会は決勝まで勝ち進んだが浜松商に敗れ、あと一歩のところで甲子園出場を逃した。「変化球もまっすぐもキレで勝負するタイプの投手だった」。観光経済部の仕事もキレが大事だと心得ている。「失敗を恐れず、インハイに投げ込んでいきたい」。家族は妻と大学生の長男、次男。玖須美元和田。50歳。