「たいせつなこと」を薦める横山さん

 今、気になっている絵本は、米国のマーガレット・ワイズ・ブラウンの書いた「たいせつなこと」(フレーベル館)です。赤くて丸いりんごと、向こう側が透けて見えるグラスが表紙にあります。レナード・ワイスガードの絵です。

 日頃目にする物をよく見て、新鮮な驚きを持って表現し、語り掛けています。スプーン・ひな菊・雨・草・雪・りんご・風・空・靴と続き、赤ちゃんから小さな一人前になった子どもに話し掛けます。あなたにとって大切なのは「あなたが あなたで あること」と。最後のページに大きく書かれているのが印象的です。ありのままでいいんだよと、優しく言っているようです。お薦めの一冊です。

 河津町・読み聞かせボランティア

 横山春子

 【写説】「たいせつなこと」を薦める横山さん