孫やひ孫ぐらいの子どもたちに接し、現代の子たちはかわいそうだと思う。学校、塾通い、宿題と、1日の課せられたスケジュールはハードである。

 日曜にはグラウンドで少年野球、サッカーと汗と泥まみれの特訓。両親の子に期待する夢も大きいのかもしれない。私たちの少年時代は戦時中でもあり、食べて遊んで丈夫な体をつくり、国のために働くことが責務だった。先輩から教わり、無我夢中で遊んだものだった。

 両親の価値観も今と昔では天地の差ほども違う。日本の発展とともに家族制度は崩れ、学力偏重社会へと変貌しつつ、我が子は一流高、一流大へとその期待が大きいような気がする。

 子の性格は親が一番知っているはず。いろいろなことに挑戦させ、その中から対話の中で将来の方向性を見つけてあげる責務が必要な時代ではなかろうか。ある意味、現代少年たちは不幸なのではなかろうか。