今秋、JR東日本では初めて「伊豆・箱根・湯河原 温泉いっぱい 美・味(びみ)いっぱいキャンペーン」を展開します。これは、温泉や食に加え、芸術や文学・歴史、景色、紅葉などの伊豆・箱根・湯河原の新たな魅力を首都圏に広く発信し、熱海をはじめとした伊豆エリアへの誘客につなげていくものです。特に最近では魅力的な写真を撮ることが旅の目的にもなっていることから、インスタグラムを意識したフォトジェニックスポットを中心に、多様な魅力を発信していきます。

 キャンペーンに合わせ、熱海駅では熱海市制施行80周年を記念して、駅からハイキング「紅葉の名所・熱海梅園と文豪の足跡を訪ねて」を10月7日から12月17日まで毎日開催します。熱海駅を出発し、来年1月に生誕150周年を迎える尾崎紅葉が愛用した筆をまつった「尾崎紅葉筆塚」、続いて「湯前神社」「來宮神社」、さらに佐佐木信綱の旧宅「凌寒荘」、もみじが美しい「熱海梅園」、坪内逍遥の住居「双柿舎」などを巡ります。坪内逍遥は長唄「熱海の栄」を作詞していますが、1925(大正14)年3月の熱海駅開業当日には駅前で熱海芸妓が踊りを披露したとのこと、駅との深い所縁を感じます。駅からハイキングでは逍遥が眠る「海蔵寺」も巡りますが、コース下見の際、この後も末永く熱海駅を見守っていただけるよう墓前にお参りしました。その他、山本有三、志賀直哉、谷崎潤一郎、太宰治など日本を代表する文豪にも愛された「起雲閣」、そして「お宮の松」など、熱海を満喫できるコースです。

 2019年4~6月にはデスティネーションキャンペーンが静岡にて開催されます。熱海は伊豆の玄関口。今後も年間を通じ熱海、さらには伊豆・静岡エリアに多くのお客さまにお越しいただける取り組みを続けていきます。