平成29年 函南町文化祭囲碁大会特選譜(中)

 ■黒・鈴木国夫(函南/二子) 白・後藤主哉(函南) 観戦記/宗像克典(日本棋院普及指導員)

 この大会の翌日、神奈川県平塚市では恒例の「平塚囲碁まつり(1000面打ち指導碁)」が行われました。伊豆市は本因坊秀和生誕地、平塚市は木谷道場があったことから囲碁を通じて交流しており、日本棋院伊豆支部の手配で中伊豆からも17人が大挙? して参加しました。憧れの高段棋士や女流棋士を前に、いい年したおじさん(おじいさん?)がはしゃぎ、ツーショットしたりして楽しい一日を過ごしました。

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 指導碁だけでなくいろいろなイベントもあり、プロとの対局は初めてという人もたくさんいて気軽に参加できますので、伊豆の囲碁ファンの皆さんもぜひ「碁」参加ください。ちなみに、平塚駅北口バスターミナルには「囲碁のまちひらつか」として詰碁が掲げられています。

 局面は白のしのぎ、黒の攻めという置き碁の見本のような状態で進行しています。白65・67は後藤さん痛恨の錯覚! 黒74は攻める手ですが強い石から動いた形で、白75カケツギとかわって少々損では。参考図の1とかイに打って大きく絡んで攻めたい気分。それでも白2なら生きぐらいはあるでしょうがかなり苦しそうです。

 実戦は白が比較的あっさり生きましたが、しかしこれも黒の思惑で本当の標的は右下から伸びる白の一団なのです。下辺白を小さく生かすことで厚くし、攻めやすくしています。ここまで黒好調です。