「健康で長生きしたい」。県民誰しも願うことかと存じます。本県は、ふじ33プログラムの普及など、さまざまな健康づくり運動に取り組んできました。その結果、健康寿命は、男性72・13歳、女性は75・61歳と、全国トップクラスとなりました。

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 近年、健康寿命を延ばすために、虚弱(フレイル)という状態が注目されています。フレイルとは、健常と要介護状態との間の段階で、運動機能や認知機能が少しずつ衰えてくる状態のことです。フレイルを防ぐためには、しっかり運動をして筋肉量を維持し、しっかり食事をして栄養を摂取し、少しでも家の外に出て社会参加することが重要です。この三つの習慣、どこかで聞いたことがありませんか。

 本県が掲げる健康長寿の3要素「運動」「食生活」「社会参加」そのものなのです。これら3要素の実践に欠かせないもの、それが食べたり飲み込んだり、話したりといった歯や口の機能です。

 歯や口の機能が衰えると、まず、食べることに影響します。食べられるものが偏り、栄養状態の悪化から筋肉量が減少し運動機能に影響することもあります。また、話す機能の衰えから社会参加から遠ざかることもあります。歯や口の機能の低下(オーラルフレイル)は、要介護状態を招く危険性が高いのです。オーラルフレイルを防いで健康で長生きしましょう。【県健康増進課・坂本友紀 電054(221)2438】