通常は1日300個限定で焼き、販売される「とろけるデ・シュー」=熱海市伊豆山の住吉屋工場

 ■ クッキーシュークリーム 材料厳選、手頃な値段

 熱海市のパン・洋菓子製造・販売業「住吉屋」(菊地昭夫社長)の人気商品の一つ、クッキーシュークリーム「とろけるデ・シュー」はさきごろ、販売累計が200万個を突破した。専務の菊地純一さん(46)は「地元のお客さまに喜んでもらおうと作り始め、観光客にも口コミで広がり全国にファンが増えた。ありがたい」と話す。

 クッキーをシュー皮にのせて焼き上げるシュークリームで、2000年に売り出した。純一さんが修業していた菊川市の菓子店で同様の菓子を作り始め、製造に携わった。住吉屋でも商品にできないかと考え、修業を終えた後、材料探しから取り組んだ。

 丹那牛乳や朝霧高原の卵など厳選した材料を使用。手頃な値段設定で売り出しすと評判を呼んだ。「こんなに売れるとは思わなかったし、売り続けるとも思わなかった。『シュークリームは住吉屋』と言ってもらえるようになり励みになった」と振り返る。

 急速冷凍しネット通販にも対応できるようにした。一方で「とろけるチーズケーキ」「とろけるショコラ」を発売し、人気商品として定着した。純一さんは「シューから始まった“とろける”シリーズを今後も増やしていけたらいい」と力を込めた。

 【写説】通常は1日300個限定で焼き、販売される「とろけるデ・シュー」=熱海市伊豆山の住吉屋工場