梅毒は性感染症の一種です。治療薬の普及により1960年代以降は徐々に患者数が減少していましたが、近年、感染者報告数が急増しています。2016年の全国梅毒届け出件数は4559件であり、10年と比較すると約7・3倍に増加しています。

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 県内では10年~14年まで梅毒届け出件数は20件台でしたが、16年では61件と増加しています。男性では20~40歳代が多く、女性では10~20歳代の若年層の感染が顕著になっています。

 梅毒の主な感染経路は性行為です。感染すると、発疹や感染部位にしこりができたり、股の付け根のリンパ節が腫れることがあります。梅毒はきちんと治療をすれば治る病気です。しかし、治療せずに放置しておくと、脳や心臓に障害が起きて、重症になる危険性があります。

 また、梅毒に感染しているとエイズの原因となるHIVにも感染しやすくなるため、きちんと治療をすることが大切です。梅毒に感染しても、痛みも症状も全く現れないことがあるため、感染を見つけるためには検査が有効です。

 保健所は匿名・無料で梅毒検査を実施しており、同時にHIVやB型肝炎ウイルスの検査も受けることができます。日程や場所などは県のホームページで、ご確認ください。まずは、検査を受けてみませんか?【県東部健康福祉センター地域医療課・榊原杏菜 電055(920)2109】