皆さん、「フレイル」と言う用語を聞いたことがありますか。「フレイル(虚弱)」とは、健康と要介護の中間の状態として、日本老年医学会が2014年に提唱しています。超高齢化が進んでいる現代では、「フレイルの予防」は介護予防と健康寿命をのばす観点から注目されています。

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 身体的なフレイルの基準としては、(1)体重の減少(2)疲れやすい(3)歩く速さの低下(4)握力の低下(5)身体活動の低下があります。この5項目について、以前と比べて変わったことがないかチェックしてみましょう。フレイルの状態を早く発見し、早く対応することで健康な状態に戻ることができます。

 予防としては、「栄養」「運動」「社会参加」が必要であることが分かっています。その中で「栄養」である毎日の食生活はとても重要です。加齢とともに噛[か]む力や飲み込む力が少しずつ低下し、少食になったり栄養が偏ったりと低栄養にもなりやすくなります。

 食べやすいように食材の形や固さを工夫し、おいしく食べられるようにしたり、また、筋力の低下を防ぐために、たんぱく質を十分摂取できるよう心掛け、肉、魚、大豆、乳製品を毎食に取り入れましょう。

 バランスの良い食事を心掛け、低栄養を予防して健康寿命をのばし、生き生きと元気に暮らしましょう。

【県東部健康福祉センター健康増進課・木下秀子 電055(920)2112】