身近な人に悩みを聞いてもらい自殺の危機を乗り越えた、と回答した人の割合が高かった

 節分も過ぎ、暦の上では春です。春といえば植物が芽吹き、花も咲き、心が弾むようなイメージがあります。この季節に習い事など新しいことに挑戦する人も多いようです。

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 その一方、春は気候や生活環境などが大きく変わることが多く、“こころのバランス”を崩しがちな時期でもあります。

 例年、春先は自殺者数が多い傾向にあり、国は3月を自殺対策強化月間に定めています。

 2016(平成28)年に厚生労働省が実施した自殺対策に関する意識調査では、過去に「自殺したい」と思ったことがある人に対し、どのように危機を乗り越えたかという質問に、「家族や友人、同僚など身近な人に悩みを聞いてもらった」と回答した人の割合が高かったそうです。

 「誰も自殺に追い込まれることのない社会」の実現には、孤立を防ぎ、身近な人同士で声を掛け合ったりすることが大切です。

 県は悩みを抱えている人に声を掛け、話を聞き、適切な支援につなげることで、自殺の危険から身近な人を守ることができる「ゲートキーパー」の養成研修を開催しています。

 熱海保健所でもこの研修を3月1日午後1~4時に開催します。興味のある方は左記までお問い合わせ・お申し込みください。

【県熱海保健所福祉課 電0557(82)9121】

 【写説】身近な人に悩みを聞いてもらい自殺の危機を乗り越えた、と回答した人の割合が高かった