伊豆のシイタケを全国に発信しようと開発した各種商品=熱海市上多賀のTTC

 ■シイタケ“主役”に「産地独自の魅力発信」

 観光土産品の企画・開発・卸・販売事業などを手掛ける熱海市上多賀のTTC(河越康行社長)は、伊豆の歴史・文化や食材を生かした商品開発に力を入れている。この数年は古くから伊豆で栽培が盛んなシイタケに着目、各地の事業所とのコラボ商品も展開する。担当者は「面白い商品を作ることで、伊豆の活性化や誘客にもつなげていきたい」と話す。

 「伊豆・村の駅」(三島市)で扱う生シイタケが好評を得たことから、伊豆産のシイタケを“主役”にした商品の開発をスタートさせた。

 2016年1月に肉厚シイタケのステーキやカツレツなどを挟んだ「THIS伊豆しいたけバーガー」を発売したのを皮切りに、スープやディナーソース、旨煮、ちらしずしの素、パスタソース、だしパックなどを商品化した。

 生産者から「シイタケ料理の定番はカレー」と聞いたことがきっかけとなり、レトルトのカレーも誕生した。マーケティング部課長の片田美穂さんは「シイタケは和食にも洋食にも使える。産地ならではの食べ方を紹介できるといい」とさらなる展開を図る考え。「今後も地元の食材を掘り起こして、伊豆の魅力とともに発信していきたい」と力を込めた。

 【写説】伊豆のシイタケを全国に発信しようと開発した各種商品=熱海市上多賀のTTC