「オオカミから犬へ!」を手にする菅さん

 今年は戌(いぬ)年、犬のルーツを探ろうと「オオカミから犬へ!」(タルボット・ハドソン作・絵、岩崎書店)を選んでみました。

 ある日、一人ぼっちの少年が、群れを追われた子どもオオカミに出会いました。少年が遠くからホネを投げてやると、子どもオオカミはちょっと警戒しながらも、そのホネをおいしそうに食べました。少年とオオカミはだんだん近づいて、あるとき、少年がオオカミの鼻を優しくなでてやったのです。それから子どもにもオオカミにも仲間がたくさん加わって、一緒に遊んだり、狩りをしたりする仲になっていきました。

 何千年も前のお話ですが、こうしてオオカミが進化して、犬になりました。人間も犬との友情を深め、一緒に暮らすようになったのです。心温まる物語ですね。

 伊東市立図書館おはなし会 菅愛子

 【写説】「オオカミから犬へ!」を手にする菅さん