「漂流物」を手にする川島さん

 熱海市立図書館のブックトークで小学生に本を紹介しています。私のお薦めはデービッド・ウィーズナー作の「漂流物」(BL出版)です。

 浜辺に打ち上げられた古いカメラ。それを拾った少年がそのフィルムを現像してみると、中には不思議な海の世界が写っていました。それはまるでファンタジーの世界。最後の1枚の写真の中の写真の中の写真の中には…。このカメラがどれだけ長い時間を漂流してきたのか、思いをはせることができます。

 絵がとても繊細に描かれていて文章もありません。今までは敬遠してきた類の絵本ですが、この「漂流物」は、絵のみだからこそ、より一層楽しめる本です。

 さて、絵本の中の少年が最後にとった行動は…?。ぜひ手にとってみてください。

 あたみ図書館くらぶ 川島克代

 【写説】「漂流物」を手にする川島さん