奥佐ケ野(河津町)

 伊豆半島ジオパークが世界ジオパークに認定された。地質学的特異性が特徴な伊豆半島は見どころも多い。2020年には東京五輪・パラリンピックがあり、外国人をはじめ多くの来訪が期待される。伊豆半島ジオガイド協会の田畑朝恵会長(67)に、伊豆半島の成り立ちがコンパクトに分かる、見てワクワクする楽しい場所などを選んでもらった。

 ■奥佐ケ野(河津町)

 佐ケ野川上流火山の溶岩流やスコリア丘の断面などの自然の地形が特徴の場所。三段滝があり、キャニオニング(渓谷下り)が楽しめる。

 ■網代海岸(熱海市)

 案内できない場所だが、地球のダイナミックな動きが分かる。立岩は沈み込みと浮き上がって噴火した跡が見られ、屏風岩は溶岩噴出でできた。

 ■逢ケ浜(南伊豆町)

 海底火山噴出物が独特な景観をつくり出している場所。奇岩もある。水底土石流の堆積物の浸食でできた「エビ穴」、放射状に広がった岩脈が見られる。

 ■恵比須島(下田市)

 海底火山の土石流と火山灰、海洋信仰祭祀(さいし)遺跡が特徴。水冷破砕溶岩のとがったものと丸いものが見え、海底での出来事が目で見て分かる。