日本紅斑熱を媒介するダニの一種

 日本紅斑熱[にほんこうはんねつ]は、病原体を保有するマダニに刺されることで、つつが虫病は、ツツガムシ(ダニの一種)に刺されることで感染し、重症化すると死に至ることもあるダニ媒介性疾患です。

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 昨年度、県内では日本紅斑熱が6例(うち2例が死亡)、つつが虫病が5例発生し、伊豆地域では日本紅斑熱が2例、つつが虫病が1例発生しています。ダニ媒介性疾患への感染を予防するには、ダニ類に刺されないことが重要です。

 マダニやツツガムシは、草むらなどに生息し、暖かくなるこれからの季節に活動が盛んになることから、草むらなどに入る場合は、首にはタオル等を巻き、長袖、長ズボン、手袋、足を完全に覆う靴を着用するなど、肌の露出をできるだけ少なくしましょう。

 また、ペットを飼育している場合は、ペットにもダニ類が付着しないよう気を付けましょう。犬の散歩後、室内に入れる場合や、猫を放し飼いにしている場合は、ダニ類を室内に持ち込まないように、ダニ類の付着の有無をよく確認しましょう(ペットのダニ予防などの対策については、動物病院に相談してください)。

 なお、ダニ類に刺された可能性がある場合は、2週間程度は体調の変化に注意し、発熱などの症状が出たときは、早めに医療機関を受診して、そのことを伝えてください。

【県熱海保健所医療健康課・野仲修電0557(82)9125】

 【写説】屋外でペットに付着したダニ類が室内に入らないよう、よく確認を

 【写説】日本紅斑熱を媒介するダニの一種