「上質なリゾート」を目指す考えを語る北村社長=伊東市吉田のサザンクロスリゾート

 ■上質なリゾート目指す

 「東京から近く、自然豊かな伊東の立地を生かしながら『高級』とは違う、『上質』のリゾートを目指したい」と目を輝かす。

 東京の有名ホテルで3年半、全国展開する飲食チェーンで3年間経験を積んだ後、30歳のときに地元へ戻り、入社した。東京営業所などを経て、2011年11月に社長に就任した。

 「人それぞれが持つ多様な価値にどう対応できるかが鍵。家に帰ってきたような、ほっとできるリゾートが理想」と言い切る。「いらっしゃいませ」ではなく「お帰りなさい」。先代で父・重憲さんが口癖のように説き、貫いた“もてなしの極意”を受け継ぐ。

 国内のリピーターを大切にしながら、インバウンドを含めたグローバルな新規顧客開拓に力を入れる。中国、香港、台湾だけでなく親日家が多く、将来的に大きな可能性を秘める国タイに着目。視察や市場調査、メンバーの交流などを推進し、観光地伊東の売り込みに努めている。

 ◇伊東市吉田1006〈電0557(45)1234〉。1961年10月、ゴルフ場を開場、同年ロッジ「龍石」をオープンした。社員59人。18ホールと6ホール(ショートコース)のゴルフ場、リゾートホテルなどを運営する。

 【写説】「上質なリゾート」を目指す考えを語る北村社長=伊東市吉田のサザンクロスリゾート