0715日曜健康便

 夏は高温多湿により体の抵抗力も落ち、細菌の食中毒が起こりやすくなります。昨年は総菜類を原因とする腸管出血性大腸菌O157による食中毒が発生し、死者も出て話題となりました。

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 同様の毒素を作る大腸菌には他にO26、O111等複数ありますが(以下、O157等)、これらによる食中毒は例年複数発生があり、肉類のほか白菜やキュウリ等の野菜類が原因のものも少なくありません。

 O157等は主に家畜の腸に生息し、ふんや堆肥等から水や土壌を介して食品を汚染すると考えられています。肉類や汚染された野菜類が原因となることが多く、感染すると3~8日で激しい腹痛、下痢、血便等の症状が出ます。抵抗力の低い幼児や高齢者では重症化し死亡するケースもあり、特に注意が必要です。

 予防ポイントは、(1)【つけない】加熱せずに食べる野菜類は複数回よく洗う。肉と野菜で調理器具を使い分ける。トイレ後、調理前、食べる前にはしっかり手洗い(非常に感染力が強く、少ない菌量でも手などを介して人から人へ感染する場合もあります)(2)【増やさない】食材は早めに冷蔵庫にしまい、早めに使い切る。調理後の食品は冷蔵保管(3)【やっつける】肉類は中心までしっかり加熱。焼き肉では生肉用と食べる用の箸を使い分ける。

 食中毒を防いで夏を乗り切りましょう!

【県熱海健康福祉センター衛生薬務課・有田世乃 電0557(82)9116】