0819日曜健康便

 最近は夜も暑くて寝苦しいですよね。こんな夜は熱中症に注意が必要です。夜、室内で身体を動かしていなくても熱中症になる危険があるのです。

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 人は寝ている間に、なんと500ミリリットルの汗をかくと言われており、室温や湿度が高い環境ではさらに多くの汗をかきます。汗は体温を下げる役割がありますが、汗をかくことで体内の水分が失われてしまいます。身体が脱水状態になると、熱中症の危険が高くなります。

 「トイレに行くのが面倒だから」と、寝る前は水分を取ることを我慢してしまいがちです。しかし、汗として出た水分を補うために、「寝る前・朝起きた時」に、コップ1杯分の水を飲むようにしましょう。枕元にペットボトルを置くなど、いつでも水分を取れるような工夫を試してみてはいかがでしょうか。ただし、カフェインを含むお茶やコーヒーなどは利尿作用があり、飲み過ぎると熱中症対策の逆効果になるため、注意が必要です。

 また、人が快適に眠るためには「室温26度以下、湿度50~60%」が理想的だと言われていますので、エアコンを上手に活用して寝室の室温と湿度を快適に整えましょう。

 高齢者は、暑さやのどの渇きを感じにくい方もいます。また、認知症の方など、自分で積極的に水分を取ることが難しい場合もあるので、家族や周囲の人と「水分取ってる?」と声を掛け合って熱中症を予防することが大切です。

 熱中症は、自分で気を付け、周囲の人と協力することで予防できます。しっかり水分を取って、寝苦しい季節を乗り越えましょう!

【県賀茂健康福祉センター健康増進課・鈴木良実 電0558(24)2037】

 【写説】水分と室温、湿度など家族で声を掛け合い熱中症予防を