平成30年函南町文化祭囲碁大会特選譜(中)第2譜(47~100)

 ■黒・相川東三(伊豆の国市) 白・鈴木 国夫(函南町) 観戦記/宗像克典(日本棋院伊豆支部長)

 毎年この大会運営に協力いただいている函南町囲碁クラブでは、毎月第1日曜日に西部コミュニティセンターで高段者から級位者まで楽しめる月例会を開催しています。このほか、第2土曜日および第4日曜日には初心者・級位者向けの指導会や碁会を同所で行っており、函南町主催の生涯学習塾にも講師として入門者教室を開講して地域の囲碁普及活動に当たっていますので、お近くの方はぜひ参加いただけたらと思います。生涯学習塾を除きどの会も会員制とかではなく、どなたでも参加できます。

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 黒は単に47とオシましたが危険でした。白は48とノビたのですがここでは49に打ちたいところでしたから、黒も47では先に49にアテてから47オシでした。

 白54は勇ましいのですが黒Aキリが怖いので56カケツギくらいでしょう。黒55と外に出たので白56に戻しました。もしすぐキルとどうなるか、パソコンのAIソフトで検証してみたところ、白とられでしたがその変化手順は長く複雑でしたので黒55は無難な手だったと思います。

 白64は黒64に逃げてもBの頭ツケで取れるので急ぐ必要はないのですが、後々の利かされや味悪を消して慎重に打っています。黒65は87に打つ方が安心でした。黒69は押さずに単に73として白74ならやはり黒87に封鎖。実戦は白72や78が厳しかったので黒75ではせめて84にカケついで弱い石を作らないようにしたかったのです。

 黒の相川さん、形勢は芳しくないのですが、元気いっぱいに頑張っています。

 【図版】第2譜(47~100)