現在、世界の糖尿病人口は3億8700万人で、2035年には約6億人に達すると言われています。日本でも約1千万人の「糖尿病が強く疑われる人」が存在し、さらに「糖尿病の可能性を否定できない人」も約1千万人いるとされています。(2016年国民健康・栄養調査)

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 糖尿病はインスリン(血糖を一定の範囲内におさめるすい臓から出るホルモン)が十分に働かないために、血液中を流れるブドウ糖(血糖)が増えてしまう病気です。血糖の濃度(血糖値)が何年間も高いまま放置されると、血管が傷付き、血流が妨げられるようになり将来的に心臓病や腎不全、失明、脚の切断といった、より重い病気や症状を引き起こすことがあります。

 とは言っても糖尿病は症状がなく、自分が糖尿病になっていることに気が付いていない人も多くいます。糖尿病ではかなり血糖値が高くならないと症状が出ないことも多いのです。自覚的な症状としては喉が渇く、尿の回数が増える、体重が減る、疲れやすくなるなどです。

 では、自覚できにくい病気である糖尿病を早く見つけるためにはどうしたらよいでしょうか? もうお分かりですね。毎年保険者が実施する特定健康診査(特定健診・メタボ健診)を受けることで見つけることができます。せっかくの機会です。この機会を無駄にする訳にはいかないと思いませんか! 【県健康増進課・中橋明子 電054(221)2779】