利用者の作る手すき風の用紙に印刷された温かみのある名刺=伊東市岡の「プラウ」

 伊東市岡の障害者就労継続支援事業所「プラウ」(小林律雄管理者)の扱う名刺は、リピーターも多い人気商品になっている。牛乳パックと不要になった書類などを原料にした手すき風の用紙に印刷しており、柔らかで温かみのある風合いを醸し出している。

 同事業所は2010年に県の補助を受けて専用の紙製造機を導入し、名刺作りを始めた。この機械を使うと簡単に手すき風の紙を作ることができる。職員の手ほどきを受け、今では利用者だけで紙をすけるようになった。完成した用紙にパソコンとプリンターで文字やイラストを印刷する。

 独特の風合いは、牛乳パックに使われる紙を加えることから生まれるという。利用者は時間を見つけて、牛乳パックの表面と中面のコーティングをはがす作業を行っている。例年、年度末を控えた2月、3月に名刺の注文が増えることから、これから用紙作りが本格的に始まる。

 名刺は片面印刷100枚で2千円。問い合わせはプラウ〈電0557(37)1170〉へ。

 【写説】利用者の作る手すき風の用紙に印刷された温かみのある名刺=伊東市岡の「プラウ」