■肥田忠徳(伊東市) □小笠原斐(熱海市) 自戦記/小笠原斐

 私は小学校6年生の頃から伊東支部そして下田支部、中学生の頃から熱海支部と三つの将棋道場に練習しに行っていました。この時期に私の将棋の指し方が作り上げられたので、三つの支部の方々には本当にお世話になっています。

 先手は4九銀打と銀を投資しましたが、3七金~3八金と自然に駒を取りながら指してみると、攻めがつながり後手が勝勢になりました。先手は4九金と飛車に当て、1九飛成に2九銀打1七龍3七歩と徹底抗戦すべきだったようです。この手順でも先手が良くなるわけではないですが、決定打はなくなり、長い勝負になっていました。

 先手は3四桂から角を交換し、もう一度4六桂を据えて攻めてきましたが、今までの駒損が響き効果的な寄せとはいえなくなってきました。その瞬間を突いて4九の銀を取り、最後は合い駒がないのを見越して王手をかけ、そのまま詰ますことができました。

 決着がついたときには、優勝の実感はありませんでしたが、時間がたつとともにじわじわとこみ上げてきました。久しぶりに将棋大会での優勝、しかも何度も出場していた伊豆名人戦での初優勝ということで格別の喜びです。

 さて11月23日に伊東市の東海館で行われました、私と竹部さゆり女流三段との記念対局ですが、自分の実力を出し切ったものの惨敗してしまいました。まだまだ実力が足りないので、今後も研さんを積んでいきたいと思います。

 末筆になりますが、私の自戦記を読んでいただき、ありがとうございました。

■4九銀打 □3七金打

■5七玉  □3八金

■3四桂  □同銀

■2八角  □同桂成

■4二銀成 □同玉

■4六桂打 □2三銀

■3四歩打 □3二歩打

■5四歩打(途中図)

      □4九金

■5三歩成 □同金

■5四歩打 □3七飛成

■4七角打 □7九角打

■5八玉  □5九金

■同玉   □6八金打

■投了

まで108手で後手の勝ち

 【図版】途中図(■5四歩打まで)

 【図版】指了図(□6八金打まで)