梅毒感染者報告数の推移

 近年、性感染症である梅毒の感染者報告数が急増しています。2017年の全国の梅毒届け出件数は5820件で、10年と比較すると約9・4倍(男性7・9倍、女性15・3倍)に増加しています。県内では2010年から14年まで梅毒届け出件数は20件台でしたが、17年は86件で約3・9倍と増加しています。男性では20~40歳代が多く、女性では10~20歳代の若年層の感染が顕著になっています。

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 梅毒は、梅毒トレポネーマという細菌が原因の感染症です。感染すると、発疹がでたり、陰部や口唇にしこりができたり、股の付け根のリンパ節が腫れることがあります。梅毒は性行為で直接接触した粘膜や皮膚の小さな傷などから感染します。コンドームを使用しない性行為や不特定多数の相手と性的関係を持つことは感染のリスクを高める原因となります。

 梅毒はきちんと治療すれば治る病気です。しかし、治療せずに放置しておくと、脳や心臓に障害がおきて、重症になる危険性があります。梅毒に感染しても、症状が全く現れないことがあるため、感染しているかを正確に知るためには検査を受けるしかありません。

 保健所では、匿名・無料で梅毒検査を行っており、同時にHIVなどの検査も実施しています。検査日程等、詳しくは県のホームページで、ご確認ください。【県東部健康福祉センター地域医療課・榊原杏菜 電055(920)2109】