波打ち際で朝日を浴びるはさみ石=東伊豆町稲取

 ■波打ち際に奇妙な姿

 高さ10メートルの二つの石柱に、2メートルほどの四角い岩が挟まった奇妙な姿を見せる。80メートルもの断崖絶壁直下の波打ち際に立つはさみ石は、天城火山の溶岩が波の浸食を受けて形成されたとされる。

 石には伝承が残る。付近の海ではかつて、稲取と白田の両集落による縄張り争いが絶えなかった。万二郎岳と万三郎岳の兄弟てんぐが見かねて、岩を運び境界にしたという。

 徒歩の道は地震で崩落しており、見学方法は稲取発の渡船のみ。

 本紙の記者が、ドローンを使って伊豆各地を撮影します。「ここを空から見てみたい」「あそこをドローンで撮ったら面白いのでは」などの意見があれば、本社まで連絡してください。

 【写説】波打ち際で朝日を浴びるはさみ石=東伊豆町稲取

 【写説】はさみ石周辺は断崖絶壁が続く=東伊豆町稲取