■広田直美候補(48) 無現 塚本 県から防災委員を配置

2018年3月に、11年に初当選し2期7年務めた町議を辞して補選に出馬。初当選後、太陽光発電整備の意見書提出や町内の光回線環境整備に取り組み「8年間、町民の皆さんと共に議員活動をしてきた。この歩みは止めない」と力を込める。

 東日本大震災の視察や奉仕活動を通じ、ソフト・ハード両面を含めた発災前の体制づくりの重要性を訴える。「県内は自主防災組織の完成度が高いが、今や既存ボランティアだけでなく、県から専門知識を持つ防災委員を擁立する時代に来ている。できれば小学校区単位で配置したい」

 子育て施策では“民間力”を生かし「企業の保育所づくりを支援し、中小企業への導入促進を図る」と語る。

 県観光交流人口統計調査で函南の伸び率が県内トップだった点を挙げ「これから世界レベルのイベントを控える。函南を含めた伊豆、東部の地域外交に力を注ぎたい」と話す。

 政治や経済、社会小説を読むことが趣味。

 ■赤池克斗候補(32) 自民新 仁田 中央と連携取りやすく

 「自民党県議が不在の現状を打破したい」と、出馬を決意。党県厚生会支部事務局を経て、衆院議員公設第一秘書を務めた経験から「国会議員秘書や県の職域支部で仕事をする中で、中央官庁や近隣県議とのやり取りが多かった。その意味では、広域連携が取りやすい」と持ち味を語る。

 「町のための身近な県政! 夢や希望のある輝くまち」がスローガン。快適で景観に配慮した安心・安全なまちづくりとしてまず「湛水(たんすい)防除」を挙げ、町内の各排水機場を含めた万全な施設整備の必要性を訴える。県道の改良に加え、河川整備では「まずは来光川の築堤工事を進める」と意欲。

 子育て施策では「保育の待機児童解消に向けた町の支援をしっかりと県でも推進する」とし、医療無償化の拡充や高齢者の居場所づくりにも言及。地域活性策では「特にJA、生産者と行政を連携して農業振興を図る」。

 趣味は楽器演奏。妻、娘2人と暮らす。

 ■日吉智候補(46) 無新 塚本 理想的な公共交通構築

 2018年12月に町議(1期目)を辞して県議選出馬を決意。「持続可能な地域コミュニティーの創造!」をスローガンに「県議の立場で町との懸け橋となり、函南版の理想的な地域公共交通システムを構築する」と語る。

 「異常気象による豪雨や地震災害を未然に防ぐため、河川の護岸整備を図る」と力説する一方で、空き家の有効活用にも言及。「空き家を活用したリノベーションを推進し、若者が住みやすく、さらにお年寄りが集えるような憩いの場、居場所づくりに力を尽くす」

 地元の高校を卒業後、不動産会社に入り売買や賃貸、管理に関する業務に携わった。東日本大震災の計画停電を受けて、日大大学院(国際関係研究科)を修了。国際資源・再生可能エネルギーについて研究した。

 「スポーツ推進、選手育成の機運を高めたい」と、遠征費や道具など函南ならではの負担軽減策にも意欲的。趣味はヨットなどアウトドアスポーツ。