■白・郡よし子四段(伊東) 定先・上籠通枝三段(富士) 自戦記/郡よし子

 伊東市囲碁連盟春の行事「伊東温泉つつじ祭りレディース囲碁大会」が、4月24、25日に「ホテル伊東聚楽」で開催されました。参加者は46人。千葉、埼玉、東京、神奈川、静岡、西は兵庫から「平成最後だから」と駆けつけた人もいて、受付のところでは久しぶりに会うごあいさつで、にぎやか、華やか! 皆少女に戻った同窓会のような場面です。

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 今年も小野達也市長がご臨席くださいました。激励を頂き、A・B・Cのクラスに分かれて大会開始です。持ち時間35分。全員が対局時計使用です。さて今年の決勝戦に残ったのは富士市の上籠通枝三段と私・郡です。上籠さんは記念すべき第1回大会の優勝者で、その後もこの大会には全回参加されています。しかも優勝回数は3回! と素晴らしい実績の持ち主です。

 さて、棋譜を追ってまいりましょう。白6の割打ちはお約束でしょうか。白8と目いっぱいのカカリに黒はツケノビ定石を使用です。上辺の白は開き過ぎですが、かまわず14とオオゲイマにシマリました。その開き過ぎに黒は15からとがめにいきます。白は26とまたまた大場へまわりました。黒25の備えに対し白も26は▲に打つべきだったでしょう。そうすれば後顧の憂いなく打ち続けることができたでしょう。私の碁はいつも地が欲しくて走り過ぎる傾向にあります。ここでもそれが顕著に出ていて検討すると反省することしきりです。

 さて、このレディース大会は伊東市の囲碁連盟が主催しています。参加は当然のことながら女性限定となっていますが、運営は全て連盟の理事たちで行っています。受付、碁盤の設営、試合運営のみならず、翌日の自由対局にも参加して遠来の参加者達と対局もします。この対局は囲碁を愛してやまないオトメたちにとても好評です。また立派な市長賞杯、議長賞杯、観光協会会長賞杯に加え副賞の「海の幸」も評判がよくそれを目当てにぜひ入賞したいと言われるほどです。もちろん、温泉と風光明媚(めいび)な伊東というロケーション、加えて“会場・ホテル聚楽”さんのゆき届いたご協力もあり、1泊の囲碁大会が続いている理由でしょうかと、少々宣伝になってしまいました。

 棋譜は上辺の白が課題を残したままですが、はてさてどうなりますことか?

 写真は運営スタッフ一同と兵庫県からの参加者お二人。大会準備が整い記念撮影です。

 【図版】第1譜(1~26)