ビニール袋に入れた具材を混ぜ合わせる利用者ら=工房うさみ

 伊東市宇佐美の生活介護事業所「工房うさみ」はこのほど、料理教室を開いた。知的障害のある利用者11人が、市健康推進課職員と市健康づくり食生活推進協議会(通称・エプロンハッスル会)会員の指導で、簡単に作れて栄養バランスの良い料理作りに挑戦した。

 メニューは「サンマのかば焼き入り野菜蒸し」「めかぶとモヤシの和え物」「とろろこんぶ汁」など。包丁を使わずに調理できるよう、工夫を凝らした。

 サンマのかば焼き入り野菜蒸しは、ビニール袋にちぎったキャベツとシメジ、缶詰のサンマかば焼きを入れてよく混ぜ、おからパウダーをまぶして20分ほどゆでて完成となる。利用者は手ほどきを受けながら、適量の野菜や缶から取り出したサンマかば焼きを入れ、袋ごとていねいに手でもんだ。

 管理者の根本裕治さんは「利用者の年齢は32~60歳。家族の高齢化も進んでおり、いずれは自分でご飯を作る必要も出てくる。その際に少しでも役立つよう、料理教室を企画した。自分で作ったものなら好き嫌いせずに食べてくれるのではないかという期待も込めた」と説明した。

 【写説】ビニール袋に入れた具材を混ぜ合わせる利用者ら=工房うさみ