災害対応カードゲーム「クロスロード」を通じ多様な意見を聞く姿勢を学ぶ参加者=市役所

 伊東市社会福祉協議会(鈴木洋子会長)は6日、減災を目的としたシンポジウムを市役所で開いた。市内の女性、災害ボランティア、観光関係など9団体・約40人が参加。災害対応ゲームなどを通じ、災害時に起きる多様な課題への対応を学んだ。

 シンポジウムは、異なる活動に取り組むグループが互いの考えや意見を知り、災害時に連携しやすい関係を構築してもらおうと企画した。

 参加者は7グループに分かれ、判断に迷う事例の対応をイエス、ノーで答える災害対応カードゲーム「クロスロード」に挑んだ。

 災害時に避難所へ家族で来たことを想定し「自分たちには3日分の水、食料があるが、水も食料もない多くの人前で食事できるか」との難問が出された。「イエス」の意見では「命をつなぐため仕方ないので、できるだけ隠れて食事する」、「ノー」では「周囲の目が気になって食事できない」などと答えた。

 鈴木会長は「普段はそれぞれ違う活動している皆さんが、災害時には横のつながりを生かした対応ができるよう協力してほしい。減災に向け、今後もシンポジウムを継続したい」と呼び掛けた。

 【写説】災害対応カードゲーム「クロスロード」を通じ多様な意見を聞く姿勢を学ぶ参加者=市役所