公演に向け練習する演劇部員たち=伊東高

 伊東市桜木町のひぐらし会館で11日に開かれる「高校生の演劇を観(み)よう!被災地の今を知ろう!」(伊東市民劇場主催)で、県立伊東高の演劇部が公演する。部員8人が本番に向け練習に励んでいる。

 同劇場が「伊東高演劇部に発表の場を設けてあげたい」と企画した。出演するのは同校演劇部のみ。

 演じる作品は、劇作家土屋英夫さん作の戯曲「−初恋」。住人全員が同性愛者のアパートで、一人の男性が女性に恋心を抱いたことを告白する場面から話が動きだす。住人や元住人、訪問販売の女性らの思いがアパートの一室で交錯する。

 部員は1月から、同校の視聴覚室などで練習し、現在は仕上げに入っている。部長の種村公誠君(2年)は「台本の魅力が伝わるよう頑張って演じる。アパート住人の行く末を、温かく見守ってほしい」と話した。

 公演は午後2時から。公演前の午後1時半からは、米国のボランティア団体「サマリタンズパース」の一員として東日本大震災の被災地、宮城県気仙沼市で1年以上活動経験した小川奈津美さん(32)=竹の内=が「被災地支援を続けて」と題して講話する。入場には整理券が必要。問い合わせは同劇場会員の浦島浩司さん〈携帯090(2927)7376〉へ。

 【写説】公演に向け練習する演劇部員たち=伊東高