■前年は過去最高 19%減も2番目

 伊東市はこのほど、2016年に伊東市に宿泊した外国人観光客数をまとめた。8万4590人で、前年比19%減となった。市観光課は「過去最高の昨年と比較すると2割ほど減ったが(過去15年で)2番目に多い数字。団体客は減ったものの個人客は減っていないので『悲観的数字ではない』」と述べている。

 最も多い中国からの宿泊者が4万5398人と前年(約5万5千人)のおよそ2割減となり、全体に影響した。続く台湾も2万1718人と同じく前年比約2割減だった。一方、個人客が多いとされる米国は前年の約3倍増の1712人、韓国も2倍近くの743人となった。

 同課は「旅行形態が団体客から個人客へと移り変わる傾向が強い。宿泊に団体客の多い施設が減少し、個人客が多い施設は前年同等もしくは微増だった」と話した。

 さらに「個人客が、東京−大阪間のゴールデンルート以外の旅先を探し、伊豆・伊東を選んでくれている。今後、個人客が増えることで市内回遊が活発になり、市内経済も潤うのでは」と分析、期待している。

 同市は、伊東温泉旅館ホテル協同組合などの協力を得て、外国人観光客の宿泊状況調査を続けている。