津波発生を想定して高台へ避難する従業員たち=湯川

 東日本大震災から6年となる11日を前に伊東市湯川の道の駅・伊東マリンタウンは9日、津波避難訓練を実施した。従業員と客役に分かれた避難訓練などに取り組み、被災時の対応を再確認した。

 訓練は2011年から、従業員の災害意識を保ち続けようと年2回実施している。

 従業員約40人が参加し、緊急地震速報の警報が鳴ると机の下に身をかがめた。揺れが落ち着いたことを知らせる音声が流れた後、従業員が客役に「津波が来ます。私について来てください。階段で避難します」などと指示し速やかな移動を促した。参加者は小走りで道の駅から国道135号バイパスを越えた山側の高台へ向かった。

 伊東署員を招いた防災講話も開いた。早川毅警備課長は、過去市内で起きた大地震などを例に挙げ「高台に避難したからといって安心しないこと。2次避難で救われた人もたくさんいる」と注意を呼び掛けた。

 【写説】津波発生を想定して高台へ避難する従業員たち=湯川