■敏しょう性と柔軟性 市教委「課題解消へ運動習慣を」

 伊東市教育委員会は、小学5年生と中学2年生を対象に実施した2016年度「全国体力・運動能力、運動習慣等調査」の結果を発表した。各種目の体力テストの合計点が全国平均と比べ小学男女は同程度、中学男女は上回った。一方で全国平均を下回る、小学生は男女ともに反復横跳び、中学生は男子が長座体前屈が課題となっており、市教委は改善に取り組むとしている。

 8種目の得点や合計点を男女別に全国平均と比較。全国や県と比べて、小学生の男子は3、4種目、女子は2、3種目が上回った。特に50メートル走の記録が大きく上回った。

 中学生の男子は7種目、女子は県より6、全国より8種目が平均を上回った。特に持久走では、昨年度男子が6分41秒35、女子が4分49秒04だったが、16年度は男子が6分23秒67で約18秒、女子が4分20秒15で約29秒と大幅にタイムを縮めた。

 市教委は調査結果を受け▽小学生は反復横跳びに必要な敏しょう性を高めるため、鬼ごっこなど動きのある遊びをする▽中学生は、男子がストレッチで柔軟性を、女子は昨年度の課題だった握力が全国平均を上回ったが、引き続き鉄棒に触れる機会を増やす―といった改善策を挙げた。

 小中学校ともに、運動習慣や食生活がしっかりしている子どもの方が体力テストの高い結果から「生活習慣を見直そう」と文書で呼び掛けた。

 【図表】2016年伊東市の子どもたちの体力の現状