歩いて広域避難場所に向かう訓練参加者=八幡野

 ■八幡野区メーンに経路確認、HUGも

 県の津波対策推進旬間(6~15日)に合わせた統一実施日の12日、伊東市内で津波避難訓練が行われた。津波浸水想定区域内の約60自主防災会・約2千人が参加し、避難場所までの経路の安全、所要時間などを確認した。

 メーンとなった八幡野区(太田吉彦区長)は、津波浸水想定区域内にある東町、下町の自主防災会を中心に約80人が参加。近所の人と固まって、広域避難場所の八幡野小まで徒歩で避難した。

 八幡野コミュニティセンターに会場を移した後は、伊東署によるDVD「津波からの避難~その時あなたはどうする~」を観賞。署員は「津波はすぐにやってくる。迅速な避難を」と呼び掛けた。避難所運営ゲーム(HUG)ではさまざまな思いを巡らせ、避難所をどう運営していくか皆で話し合った。訓練を見守っていた市危機対策課の村上靖課長は「事前に分かっていたので」と前置きした上で、津波避難について「3分で浸水想定区域外に出ることができた」と話した。

 訓練は相模トラフを震源域とする第4次地震被害想定「レベル2の地震」(相模トラフ沿いの最大クラスの地震)が突然起き、市内で震度6強の揺れを観測。間もなく沿岸部に大津波が襲来する−との想定で実施した。

 【写説】歩いて広域避難場所に向かう訓練参加者=八幡野