林野火災訓練で延焼を防ごうと放水する伊豆市の消防団員ら=奥野ダム

 ■“延焼拡大”応援体制確立へ

 伊東、伊豆両市の消防団、消防署などは11日早朝、伊東市の奥野ダム、おくの公園で「合同林野火災訓練」を行った。延焼拡大時の応援・消火体制の確立を図り連携を図った。

 今年初の合同訓練で、災害や事故の多様化、大規模化に伴う市町を越えた指揮命令系統の確立、対応能力の向上を目的に取り組んだ。

 7個分団と伊東消防署、田方南消防署の約120人が参加した。ダム付近で発生した火災が強風にあおられ延焼し、伊東消防が伊豆消防に応援を要請する想定で行った。

 各分団員らは無線の指示に従い、水利確保やホース中継などを迅速的確に行い放水した。ホースから漏水する場面もあったが応急バンドを巻いてすぐに止めた。

 訓練後、総評で植田敏嗣・田方南消防署長は「東日本大震災から6年。伊豆地区でいつ大災害が起こるか分からない。何かあれば(互いに)協力しなければならない。アクシデントの対応能力も素晴らしかった」と話した。

 【写説】林野火災訓練で延焼を防ごうと放水する伊豆市の消防団員ら=奥野ダム