明るい選挙推進協議会の役員会であいさつする武智会長=市役所

 伊東市明るい選挙推進協議会(武智宣会長)は17日までに、若年層選挙啓発事業の一環として県立伊東高城ケ崎分校で行った出前授業のアンケート結果をまとめた。生徒の反応は上々で、同協議会は「ある程度の成果があった」と分析している。同日、市役所で開いた役員会で報告した。

 出前授業は2月3日に、同校2年生39人と東部支援学校伊豆高原分校高等部の生徒15人を対象に行った。選挙や投票についての説明に続き「城ケ崎市長選」の模擬投票を実施した。模擬投票では、架空の候補者を立てて選挙公報を用意。生徒が本番さながらに公約を元に候補者を選んで投票できるよう工夫を凝らした。

 アンケートでは、模擬投票について9割の生徒が「興味が持てた」と回答した。模擬投票を通じて選挙や政治に関するイメージが変わったかとの問いに、7割近くが「変わった」と答えた。「選挙権を得たら投票するか」との質問に対する回答は「投票したい」が6割、「候補者次第」が2割5分だった。

 生徒の意見・感想では「投票は思ったより簡単だった」「開票作業も見てみたい」「緊張した」「選挙のルールを理解できた」「候補者のことを知って投票すれば政治に参加できると分かった」「選挙は大切なものだと思った」などがあった。

 武智会長は「最初は『選挙って何』『どうして投票しなければいけないのか』などと言っていた生徒もいた。出前授業は、選挙についての理解と関心を深めてるために役立ったと思う。実際の選挙と同じような模擬投票は効果的だった。今後も若年層向けの啓発に力を入れていきたい」と話した。

 役員会ではこのほか、来年度執行される伊東市長選と市議補選、県知事選の啓発事業計画について話し合った。両選挙の啓発事業として、啓発チラシ配布やインターネットを活用した呼び掛け、街頭啓発活動などを行うことを決めた。

 【写説】明るい選挙推進協議会の役員会であいさつする武智会長=市役所