中国琵琶コンサートに出演する苑蓉さん(「笑庵」提供)

 伊東市で活動する生涯学習サロン「笑庵」(鈴木喜久恵さん主宰)は4月23日午後1時半から、桜木町の伊東ホテルニュー岡部で中国琵琶(びわ)のコンサートを開く。出演は中国西安市出身で和歌山市に住む中国琵琶演奏家苑蓉(えんよう)さん。

 5歳から中国琵琶の巨匠に師事。西安市では演奏活動の傍らテレビ番組のリポーターも務めた。現在は和歌山市を拠点に、中国琵琶を通じて中国と中国文化の理解促進のための活動を展開している。

 中国琵琶は音域の広さと多様な音色が特徴の楽器。テンポが速く強い響きで戦いの場面を表現する「武曲」と、繊細な音をゆったりと奏でて自然風景を描く「文曲」の両方を、一つの楽器で弾き分ける。古典だけでなく、現代曲も演奏できる。

 今回のコンサートは、和歌山市で聞いた苑蓉さんの演奏に感動した鈴木さんの働き掛けで実現した。当日は文曲の名曲「陽春白雲」、「蘇州夜曲」、日本の童謡メドレー、武曲の代表作「十面埋伏」など6曲を演奏する。十面埋伏では、何万もの軍馬や人が入り乱れて走り回る戦闘の場面を、神業とも例えられる超絶技法を駆使して表現する。

 参加費は2千円。申し込みは鈴木さん〈電0557(45)1775〉へ。

 【写説】中国琵琶コンサートに出演する苑蓉さん(「笑庵」提供)