佃市長(左)に反対署名を提出するデゥボー代表=市役所

 ■「景観、損なわれる」

 環境団体・伊豆グリーンプロジェクトチーム(伊豆GPT、フロランス・デゥボー代表)は5日、伊東市八幡野地区に民間企業が計画している大規模な太陽光発電施設建設に反対する2835人分の署名を伊東市に提出した。デゥボー代表らが市役所を訪れ、佃弘巳市長に手渡した。

 市によると建設を計画しているのは都内に本社を置く伊豆メガソーラーパーク合同会社。市に提出した事前申請書によると、所有する95ヘクタールの土地のうち47ヘクタールに太陽光パネルを設置する計画だという。

 伊豆GPTは▽広大な山林が対象地区で森林伐採を伴うことは必須▽景観が大きく損なわれ、自然環境が破壊される▽土壌汚染や汚染物質の地下や海への流出などの影響も予測される―などとして計画に反対し、署名活動を行った。

 デゥボー代表は「木を切ると山が弱くなる。とても心配。きれいな山を守ってほしい。一度壊してしまったら、元には戻せない」などと訴えた。佃市長は「(関係するところに)慎重に審査するよう伝える」と述べた。合同会社は本紙の電話取材に対し「担当者がいないため対応できない」と答えた。

 【写説】佃市長(左)に反対署名を提出するデゥボー代表=市役所