直売コーナーで新鮮な魚を買い求める来場者=伊東魚市場

 いとう漁協は8日、伊東市新井の伊東魚市場で「水産祭」を開いた。新鮮な地魚をはじめ水産加工品や郷土料理などが格安で販売され、市内外からの多くの買い物客でにぎわった。

 地魚直売コーナーには、定置網でこの日の朝に捕れたワラサやブリ、アオリイカ、ヒラメ、クロダイ、サバなどが並んだ。重さ13キロもあるアンコウが注目を集めた。ほとんどが小売価格の半値以下とあって、販売開始の2時間前から列ができた。地魚すり身コーナーを訪れた人たちは、熱々のつみれ汁やコロッケ、包み揚げなどに舌鼓を打った。漁協青壮年部はサザエやナマコを販売した。干物や野菜、総菜、弁当、パンなどのブースも並んだ。「いとうナゲット」や「ちんちん揚げ」「サバのボロネーゼ」などのご当地グルメが人気を集めた。

 ステージイベントの「模擬競り市」やキヨミジャズダンススクールのダンスが祭りを盛り上げた。会場には伊東署や下田海上保安部のPRコーナーも設けられた。

 同漁協の高田充朗組合長は「日頃の感謝を込めた年に1度のイベント。地魚をもっと身近に感じるきっかけになればうれしい。漁業者にとっても、消費者の生の声を聞くことができる機会はありがたい。これからも続けていきたい」と話した。

 【写説】直売コーナーで新鮮な魚を買い求める来場者=伊東魚市場