1937年パリ万博の装飾画・デュフィの「電気の精」=伊東市富戸の伊豆ガラスと工芸美術館

 ■デュフィ、ガレなど120点

 伊東市富戸の伊豆ガラスと工芸美術館は日本が初参加した「第2回パリ万博」150周年を記念し、企画展「パリ万博・時代を飾った作家たち~デュフィ、ガレ、ラリックほか~」を1階展示室で開いている。ガラス工芸や壁画の複製版画など約120点が展示され、来館者の目を引いている。

 1867年の「第2回パリ万博」は、欧米の「日本文化愛好」ブームのきっかけになったと言われている。日本の浮世絵の影響を受けたエミール・ガレの「鯉魚文花瓶」などが並ぶ。

 今回一番大きな作品は、縦1メートル、横6メートルのラウル・デュフィ「電気の精」。1937年の「第7回パリ万博」のために制作された油彩画の複製版画で、アリストテレスやニュートンら約110人の偉人が描き込まれている。同館で展示されるのは15年ぶり。

 横浜市から訪れた中村雄一さん(50)は「100年以上前の作品でも古さを感じさせない」と感心した。

 9月14日まで。時間は午前9時から午後5時。入館料は一般850円、60歳以上700円、小中高生450円。問い合わせは同館〈電0557(51)7222〉へ。

 【写説】1937年パリ万博の装飾画・デュフィの「電気の精」=伊東市富戸の伊豆ガラスと工芸美術館