20日に行われる第42回伊東祐親まつり「伊東温泉薪能」と、伊東市長選・市議補選の活動最終日の日程が重なった。舞台演出が損なわれる恐れがあるとして、薪能を主催するNPO法人伊東市文化財史蹟保存会が市長選の2候補、市議補選の4候補の各陣営に、開催時間帯の会場周辺の遊説コース変更を要請し承諾を得た。6陣営とも会場周辺から離れ、最後の選挙戦を展開する。

 薪能は、松川水上特設舞台で狂言や能などが行われ、例年、約700人が川のせせらぎを聞きながら、幻想的な舞台を鑑賞する。4年前の前回市長選の際も時間が重なり、2候補者陣営が会場周辺での活動を見合わせた経緯がある。

 同NPO事務局長の堀崎龍夫さんは「今回も開催時間の午後6~8時、遊説コースから会場周辺を外すようお願いした。6陣営とも、祐親まつりの文化的な重要性を理解し、快諾してくれた。とてもありがたい」と話した。