慰霊塔前で焼香し、手を合わせる遺族ら=小室山公園

 ■1500余柱に手合わす

 伊東市遺族会(和田豊治会長)は29日、小室山公園の慰霊塔前で、戦没殉難者合同慰霊祭(市社会福祉協議会共催)を開いた。会員ら約250人が参列。慰霊塔に祭られた1500柱余りの霊を慰め、平和を願った。

 黙とうや献茶、献花、献灯、献歌などを行い、市連合仏教会の僧侶による読経の中、参列者が焼香し手を合わせた。

 小野達也市長は「悲しみの歴史を二度と繰り返さないよう、戦争の悲惨さ、平和の尊さを風化させることなく、心豊かな社会を永遠に築いていくために全力を尽くす」と慰霊の言葉を述べた。

 和田会長は「英霊を前に過去をしのぶとき、今でも新たな悲しみと痛恨の思いがある。ただひたすら冥福を祈る。今後も英霊顕彰と遺族の福祉向上を願う」とあいさつした。

 【写説】慰霊塔前で焼香し、手を合わせる遺族ら=小室山公園