少年の部で優勝した南中3年の宇野まい花さん=十足の至誠館

 ■宇野まい花さん(南中3年)優勝

 伊東市十足の居合剣舞の道場・至誠館に通う子どもたちが、島田市で開かれた「全国剣詩舞コンクール県大会」(県吟剣詩舞道総連盟主催)で活躍した。梅原文香さん(修善寺小6年)が幼年の部で優勝、菊池羽衣さん(修善寺南小5年)が準優勝、宇野まい花さん(南中3年)が少年の部で優勝した。梅原さんは3連覇を果たした。3人は7月に刈谷市で行われる、中部地区大会に出場する。

 梅原さんと菊池さんは、西南戦争に敗れた西郷隆盛の最期を題材にした「城山」を舞った。宇野さんは忠臣蔵で有名な最年少の四十七士「大石主税」を課題に選んだ。

 梅原さんは「中部地区大会に向けて頑張る。めりはりをつけて舞いたい」と話し、菊池さんは「腰を落とすのを意識した。スピードを大切にしたい」と意気込んだ。宇野さんは「優勝できて良かった。名乗りの部分にどう感情を込めるか、苦労した」と語った。

 同道場の3代目宗家・大川清城さんは「目標に向かって努力することが一番大切。一生懸命取り組んだので、結果が付いてきた」と述べ、期待を寄せている。

 同道場に通う三田彩音さん(修善寺南5年)は幼年の部4位、宇野はる歌さん(伊東高2年)は少年の部3位、坂本志津子さん(70)は準優勝などの好成績を収めた。三田さんは「ふんばり、足の向きなど所作に気を付けた」と笑顔を見せた。菊池さんと三田さんは約1年前に剣舞を始めた。

 大会は三つの課題曲から一つを選び、刀や扇を使って舞を披露する。体の運びや作品の意図を表現できているかなど、100点満点で評価する。小学生から一般の部まで約90人が参加した。

 【写説】少年の部で優勝した南中3年の宇野まい花さん=十足の至誠館