美術部員がデザインした絵札を確認する会員たち=伊東高城ケ崎分校

 ■絵札完成「素晴らしい」

 伊東市の伊東かるたの会(竹内礼治代表、会員6人)が、市内の名所、旧跡などを題材にした「伊東かるた」の制作に取り組んでいる。県立伊東高城ケ崎分校に協力を依頼していた絵札が完成。6日夕には会員が同校を訪れ、生徒たちが描いた絵札のデザインを確認した。

 同会は、かるたを通して伊東の活性化を図ろうと、市民有志で発足。初めての事業として、市の豊かな自然や歴史、文化を盛り込んだ読み札、高校生が描いた絵札で「伊東かるた」の制作を計画した。

 絵札は、全国大会などで優秀な成績を挙げている同校美術部に制作を依頼。同部の生徒たちが快諾し、2、3年生の有志約20人が協力した。生徒たちは部活の時間に、3~5月の約3カ月を掛けて制作。会員たちが考えた読み札に合わせたデザインの絵札47枚を仕上げた。

 同校には竹内代表ら会員5人が訪問。同部顧問の大津忍教諭から説明を受けながら、デザインを確認した。大津教諭は「絵はばらばらだと思ったが、まとまると面白いものになった」と話した。

 会員たちは絵札を手に取りながら「明るい絵ですてき」などと作品の出来栄えに感激。竹内代表は「高校生の目線が分かるデザインで素晴らしい。想像以上の仕上がりにびっくりした」と話し、礼を述べた。

 かるたは一部修正を加えた後、100~150セットを印刷し、9月ごろに市内の小学校や生涯学習センターなどに配布する予定という。

 【写説】美術部員がデザインした絵札を確認する会員たち=伊東高城ケ崎分校