「衣湯織」で作った伊豆半島ジオパークをイメージしたタペストリーを来館者に説明する曽根さん(右)=東松原町の東海館

 ■ジオイメージ作品など100点

 伊東市大原、手紡ぎ・手織り・染めの工房絲(曽根冨喜子さん主宰)の「『衣湯織(いとうおり)』商標登録記念展示会」が10日、東松原町の伊東温泉観光・文化施設東海館で始まった。昭和初期の和風建築の建物内に、浴衣などを素材にした衣湯織の敷物やバッグなど約100点が飾られ、初日から多くの人でにぎわっている。13日まで。

 出展しているのは、曽根さんと生徒の約30人。展示品には曽根さんが手掛けた伊豆半島ジオパークをイメージした長さ2・2メートルのタペストリー(第1弾)もある。南の海でマグマが活動する様子を赤く、日本列島を青く表現。曽根さんは「南から来た海底火山がまだ日本列島にぶつかる前」と説明する。伊豆半島の誕生を5回シリーズで表現していく考えで、第2弾は12月に発表予定という。

 「衣湯織」はホテル・旅館で使用された浴衣、シーツなどを再利用した作品。当初の名称は「伊東織」だったが、曽根さんが伊東らしく「浴衣」「温泉」を組み合わせた名称に変え、昨年12月に商標登録した。

 曽根さんは「染めの技術や柄などをぜひ見てほしい」と来館を呼び掛けている。「衣湯織」の体験もできる。午前10時~午後4時。

 【写説】「衣湯織」で作った伊豆半島ジオパークをイメージしたタペストリーを来館者に説明する曽根さん(右)=東松原町の東海館