修了証を受け取る子どもたち=竹の内のホテル・ラヴィエ川良

 NPO法人伊東市文化財史蹟保存会(堀口武彦理事長)は11日、伊東市竹の内のホテル・ラヴィエ川良で「第15回伊東子供お能教室」の修了式を開いた。式には大倉三忠さん(囃子=はやし=方大倉流大鼓役、重要無形文化財総合指定保持者=人間国宝)、古室知也さん(シテ方観世流梅若研能会所属)や、同会会員、世話役の菜の花会の会員も出席した。

 17人の子どもたちが昨年12月から半年間練習を重ね、5月の伊東祐親まつりで創作能「八重姫」「羽衣」「経正」を披露した。

 受講回数に応じて、初級から上級までの修了証を受け取った。同教室の佐藤悠塾長が一人一人に声を掛けながら、修了証を手渡した。

 囃子方と謡方を大倉さん、シテ方を古室さんが指導した。大倉さんが「今年は囃子も謡いも全体的に良かった」、古室さんが「皆を教えながら皆から学ぶことが多い教室だった」と講評した。受講生を代表して杉山愛藍さん(北中2年)が「教室に入って目標に向かって努力する大切さを学んだ。ずっと昔から続く伝統ある能に触れられて幸せだった」と謝辞を述べた。

 【写説】修了証を受け取る子どもたち=竹の内のホテル・ラヴィエ川良