支援者と共にバンザイし当選を喜ぶ川勝氏(中央)=静岡市内のホテル(25日午後8時10分ごろ撮影)

 任期満了(7月4日)に伴う県知事選は25日、県内各市町で投票が行われ、即日開票の結果、現職の川勝平太氏(68)=無所属=が新人でバルセロナ五輪女子柔道銀メダリストの溝口紀子氏(45)=同=を破って3選を果たした。投票率は46・44%で、前回選(2013年)を3・05ポイント下回った。

 川勝県政2期・8年の評価を問う選挙。抜群の知名度を誇る川勝氏は民進党などの支援も受け、党派を超えて幅広い支持を集めた。8年間の実績、危機管理の重要性などを訴えて序盤から選挙戦をリードし、そのまま逃げ切った。

 自民党の一部支部の推薦を受けた溝口氏は、県政刷新を強く訴えたが、現職の厚い壁を崩せなかった。

 ■当選者の略歴

 川勝 平太氏(かわかつ・へいた)68 無現(3) 元静岡文化芸術大学長 英オックスフォード大博士号取得 静岡市葵区安東

 ■「世界の静岡へ渾身の力」

 川勝氏の支援者集会は静岡市内のホテルで開かれた。午後8時すぎ、当選確実が報じられると詰めかけた後援会幹部、支援者から一斉に歓声が湧き上がった。

 拍手で迎えられた川勝氏は支援者と笑顔で握手し、貴美夫人と共にバンザイを三唱。「勝ってかぶとの緒を締めるという。命を守ることを最優先に、防災と福祉の充実、産業の活性化に渾身(こんしん)の力を傾ける。世界の中で静岡の存在感をさらに高めていく」と決意を語った。

 【写説】支援者と共にバンザイし当選を喜ぶ川勝氏(中央)=静岡市内のホテル(25日午後8時10分ごろ撮影)